東埼玉新聞社
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2015年1月5日
いちご狩りができる「越谷いちごタウン」オープン
 越谷市増森地区に観光農園「越谷いちごタウン」が1月4日オープンした。越谷市がハウス施設を整備し、市内のいちご農家による越谷いちご団地生産組合(木村友和組合長)が運営するもので、手軽にいちご狩りが楽しんでもらい、市の観光資源にするのが狙い。首都圏の中でも都心に近い立地条件から多くの来園が期待されている。
 オープン初日は子供連れなど大勢の家族が訪れ、「おいしい」「甘い」などと歓声をあげ、新鮮な取れたてのいちごを満喫していた。中には練乳を持参した家族もいて、一味違う越谷いちごを味わっていた。
 ハウス内には「紅ぽっぺ」「章(あき)姫」「彩のかおり」「とちおとめ」「かおり野」「やよいいひめ」の6品種が高設栽培されている。「彩のかおり」は埼玉県独自の品種。大粒で甘みのある良品で贈答品に適しているが、採算性に難があり栽培者がほとんどいなくなるなど消滅が懸念されていた。市内のいちご農家が「絶やしてはいけない」と復活に取り組んでいる。
 越谷いちごタウンは、越谷市が地権者の協力を得て19,000uの農地を集積、ハウス8棟(1棟1,284u)を建設した。事業費は2億4,991万円(国・県補助金1億円、市1億4,991万円)。
 開園期間は1月から6月上旬(定休日なし)。開園時間は午前10時から午後3時まで。1時間食べ放題の料金は、小学生以上2,100円(4月8日以降1,600円)、3歳以上就学前まで1,200円(同1,000円)。1パック約500円で販売もしている。

いちご狩りを楽しむ家族連れ

休憩スポットもよういされている
  「いちご」で観光農業 越谷市内のいちご生産の歴史は新しい。10年前、同市恩間にいちご農園が誕生し、客を断らざるを得ないほど賑わった。栽培面積に限度があったからである。都心に近く需要はあるのに受け皿が十分でなかった。その背景には、農業者の高齢化、後継者・担い手の不足があった。
「観光農園」や「体験農園」は収益もよく、安定した農業経営ができることから、越谷市とJA越谷市が連携して「いちご観光農園」の担い手育成に取り組み(2年間いちご栽培、農園経営などの研修・訓練)、7人の新規就農者を誕生させた。この間、いちご農園は2カ所から10カ所に増えた。
 「いちごパーク」は、共同事業で新たな観光資源を生み出し、都市型農業を定着させ、地域の活性化に繋げるスタートを切ったといえる。

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