東埼玉新聞社
基本姿勢:「市民とともに地域を考える」
街づくり・地方政治・行政情報・選挙などを報道
創  刊:1990年1月20日
〒343-0807埼玉県越谷市赤山町4-9-1
電話&FAX:048-966-7784
jp
ページメニュー
2016.11.04(金)
議長に鈴木、副は西沢~草加市議会
2016.9.9(金)
小川市議、全議員の賛成で失職。草加市議会資格審査「居住実態なく、議員資格ない」
2016.8.22(月)
小川市議、「居住実態なし」で失職へ
草加市議会・資格審査特別委員会が決定
2016/8/22(月)
市税滞納・差押え~税で税を払う不合理

2016.6.30(木)
吉川市議会、6月定例会うっかり「流会」
~直後の臨時会も手続きミスで「なかったもの」とやり直し
2016.6.14(火)
小川利八議員の議員資格を審査
草加議会~住民票の職権消除で特別委員会を設置
2016.4.21(木)
松伏町議会~議長に佐藤永子氏、副は高橋氏を選出
2016.2.6(土)
吉川新議会~議長に公明・互氏、副は29歳の稲葉氏
2015年11月10日(火)八潮市議会~議長に小倉氏、3代連続で公明
2015年11月10日(火)草加市議会~議長に飯塚氏、副は関氏
2015年8月19日(水)
三郷市議会~議長に市川氏、副議長に鈴木氏
2015年6月12日(金)
吉川・中原市政3カ月、静かに発信するも波乱含み
来週15日から市議会一般質問で本格論戦 !?
2015年6月11日(木)宇田川氏が自民へ、美田氏は「せんたく」~県議会
2015年6月8日(金) ~越谷市議会
議長に橋詰氏(公明)、副議長に島田氏(自民)
自民・公・民主3会派が中心に
2015年6月8日(金) ~越谷市議会
議長に橋詰氏(公明)、副議長に島田氏(自民)
2014年10月31日
議長に浅井氏、副は佐々木氏~草加市議会
2014年10月28日
越谷市の中核市、政令が閣議決定される
  2014年9月21日八潮市議長に公明・森下氏、副議長に自民・朝田氏

2014年6月2日
越谷市議会議長に公明・守屋氏、副議長に後藤氏
越谷市議会の会派構成
越谷市議会、激しい会派の再編
2014年4月30日
松伏~議長に山﨑氏、副議長に長谷川氏
任期の折り返しで委員会構成も変わる



2016.11.4(金)
議長に鈴木、副は西沢~草加市議会

 草加市議会は11月1日に開いた臨時市議会で議長に鈴木由和議員(47)=4期目、草加新政=、副議長に西沢可祝議員(57)=3期目、公明党=、議会選出監査委員に小澤敏明議員(76)=5期目、草加新政=を選出し、各常任委員会の構成を更新した。
 新議長の鈴木議員は、2002年11月初当選。副議長、建設環境委員会委員長、建設委員会副委員長、議会運営委員会委員長、一般会計予算特別委員会副委員長などを歴任。団体役員。青柳3丁目。
 副議長の西沢議員は、2006年11月初当選。監査委員、総務文教委員会委員長、議会運営委員会副委員長、福祉子ども委員会副委員長、一般会計予算特別委員会副委員長を歴任。政党役員。清門町2丁目。
 監査委員の小澤議員は、二度目の監査委員就任。1998年11月初当選。2012年10月から一年間議長を務めたほか、総務文教委員会委員長、議会運営委員会副委員長、一般会計決算特別委員会委員長を歴任。洋品小売業、手代町。

鈴木由和議長 西沢可祝副議長 小沢敏明監査委員



2016.9.9(金)
小川市議、全議員の賛成で失職
 草加市議会資格審査「居住実態なく、議員資格ない」
本会議で弁明する
小川利八氏(9月1日)
 ウソの住民登録で住民票の削除を受けた小川利八氏(49)=5期、無所属=の議員資格の有無を審査していた草加市議会は、9月定例会初日の9月1日、資格審査特別委員会(浅井昌志委員長、地方自治法100条の調査権付与)が決定した「市内に居住実態があると認められず、議員資格を有しない」という報告を27人全議員の賛成で可決した。地方自治法及び公職選挙法により小川氏は即日、議員資格を失った。また、特別委員会で虚偽の証言をしたとして小川氏と小川氏の父親を偽証罪で告発することも全会一致で決めた。
 同氏は埼玉県知事への不服審査申し立てをする意向を示している。
  =特別委の審査経過などは6月14日及び8月22日付の記事参照
 1日の本会議では、市長の議案提案に先立って「資格審査」が先議された。特別委の浅井委員長が審査経緯と結果を報告した後、小川氏が弁明に立ち「(特別委員会の決定は)感情と憶測によるもので、(私にとって)本意ではない結果。有権者には申し訳ない。水道使用量は気候的な変動で増減するもの。草加市内に住んでいたことは揺るぎない事実だ」と述べた。
 次いで、特別委で「市内に居住実態があると認められず、議員資格を有しない」に賛成した4会派(草加新政、公明、共産、自由市民ク)の代表が報告に賛成する討論をした。採決では無所属の1人を含め全員が賛成した。
 この日の議事が終わった後、飯塚恭代議長と関一幸副議長、特別委の浅井委員長と佐々木洋一副委員長が記者会見した。飯塚議長は「(草加市議会として)残念で恥ずかしい結果、市民に申し訳ない。これを教訓に(各議員が日々の活動を)見直していきたい」と話した。また、「『どこに住んでいるかわからない』という全国でも初のケースだった」(飯塚議長)、「小川氏の生活実態がどこにあるのかを見極めようとしたが(客観的事実からは)わからなかった」(浅井委員長)と審査の難しさを述べ、今回の決定は一般生活・全生活が父親の住む草加市北谷のアパートにあったと考えられないため、と説明した。

“墓穴を掘った”証言の訂正…委員の心証を害した最後の尋問
 小川氏は、当初から特別委の証人尋問で「5月7日以来、市内北谷のアパートで寝起きしていた。5月中は知人宅やサウナに4、5日泊まった」と証言していた。が、8月中旬、文書で「5月当初より、1か月余り、北谷と知人宅の柿木町に滞在しておりましたが、知人に迷惑が掛かることを考え、北谷に滞在と証言したことをおわびし、訂正したい」と証言の訂正を申し出た。
 同月17日に証人尋問が行われ、小川氏は証言の訂正を行い、委員の尋問に「柿木町に連続して泊まったわけではない」「住民票を置いてあるので、一応北谷に居るという認識はあります」などと証言した。
 小川氏が証言を訂正した理由は詳らかでないが、居住の指標となる北谷のアパートの5~6月分水道使用量が、3~4月分及び前年同期に比べ減少しているため、北谷のアパートに居た日数を少なくしたかったことが考えられる。5月の25日間のうち10日間しか居なかったことになるからだ。さらに、同氏の地元である青柳・柿木地区で広まっていた「越谷の息子の所に居るそうだ」と言う話を打ち消す意味もあったと推測される。本人は5月中の生活実態が審査対象と考えていたフシがある。実際は5月7日以降すべてなのだが…。
 これに対し特別委では「柿木町に連続して泊まっていないけど、北谷にも連続して泊まっていない。どちらも生活の拠点にならない」と厳しく断じる意見が出され、「6、7、8月の水道・ガス・電気の使用量も減っている。住んでいたとは考えられない」と指摘した。
 この日の証人尋問で委員らの心証は最大に悪くなった。「住民票を置いてある……一応北谷に居るという認識」の証言には呆れ、失望した。多くの委員は「生活実態があることを客観資料で示してほしい」と願っていたし、中には「5月いっぱいなら越谷市内の長男宅に居たとしても(自宅喪失の直後という)緊急避難で許容されるのでは…」という思いを持つ委員もいた。これらの思いが届かず全証言の信ぴょう性を失った。
 「シロ、クロが不透明で判断が難しかったのに、樹を見て森を見ない訂正で墓穴を掘った」(ある議員)ことで、一気に結論の方向が決まった。
 証言の訂正は、「5月7日以降は北谷に居た」という小川氏と父親の証言が虚偽だったことになり、市議会議事録などの書類が整い次第、小川氏と父親を偽証の疑いで告発する。

※ 議員資格=公職選挙法で市議の被選挙権は市内に住民登録がある者と規定し、最高裁判例は「居住実態の有無」を判断基準にしている。




2016.8.22(月)
小川市議、「居住実態なし」で失職へ
  草加市議会・資格審査特別委員会が決定

 5月31日に住民票の削除を受けた小川利八市議(49)=8月18日に草加新政議員団を離脱し無所属=の議員資格の有無を審査していた草加市議会資格審査特別委員会(浅井昌志委員長、百条委員会)は8月19日、「市内に居住実態があると認められず、議員資格を有しない」と決定した。 

小川利八市議
 会社役員。元川柳小・青柳中PTA会長。濱田卓二郎衆議院議員秘書を経て、1998年補選で市議初当選し、連続5回当選。副議長のほか総務文教・建設の各常任委員長、決算・予算の各特別委員長を歴任

 9月1日に開会する9月定例市議会に諮り、出席議員の3分の2以上が賛成すれば直ちに失職する。委員会の採決では4会派すべてが賛成しており、本会議で議決されるのはほぼ確実な見通しだ。小川市議は失職後、決定を不服として21日以内に埼玉県知事に審査申立てができる。議員資格 公職選挙法で市議の被選挙権は市内に住民登録がある者と規定している。

証人尋問…本人は異例の4回、父親と長男も
特別委員会は、小川市議が初めに同市青柳の借家を退去した5月7日から同市北谷にある父親のアパートに同居していると証言したことから、ここでの居住実態を中心に調査した(同所に6月1日住民登録している)。証人として小川市議(4回)、小川市議の父親と長男、市の市民課長、借家を管理する不動産会社の担当者を呼び尋問した。現地調査はアパートなど3回実施。また、小川市議から居住実態を示す電気・ガス・水道の使用量の記録の提出を受け、委員からは居住に関わる資料が提供された。
本人の証人尋問が異例の4回を数えた。記録の提出延期や証言の食い違いなどを埋めるため「丁寧な審査」を進めたため。

証言の訂正で攻防…あわや証言拒否、偽証の疑いで告発へ
 小川市議は、当初「5月7日以来、市内北谷のアパートで寝起きしていた。5月中は知人宅やサウナに4、5日泊まった」と証言していたが、8月15日に文書で「5月当初より、1か月余り、北谷と知人宅の柿木町に滞在しておりましたが、知人に迷惑が掛かることを考え、北谷に滞在と証言したことをおわびし、訂正したい」と証言の訂正を申し出た。討論・採決を予定していた8月17日の委員会は、急きょ小川市議の証人尋問に変更し、討論・採決を19日に延期した。
 証人尋問で小川市議は改めて訂正について証言した。柿木町の知人については住所、氏名を明らかにしない条件で訂正に踏み切ったと説明したが、「どこの誰かもわからないで信用できない」と委員は納得せず、証言拒否に値すると指摘。休憩後、小川氏は家族ぐるみの付合いがある女性宅を具体的に示した。
証言の訂正は、従前の証言「5月7日以降は北谷に居た」が虚偽だったことを自白したもので、委員会は重要な事実を偽証したと受け止め告発することを決めた。

5月は半分以下の日数しか北谷に泊まっていない
 この日の証言で柿木町の知人宅に10日ほど泊まったことが判明した。「滞在」の文言が問題になったが、「連続して泊まったわけではない」と証言。委員長の主尋問「生活の拠点は北谷か」との主尋問に「住民票を置いてあるので、一応北谷に居るという認識はあります」と証言、北谷と柿木町のどちらとも取れる言い回しだった。
 小川市議が5月中に北谷のアパートに寝泊まりしたのは、知人宅やサウナの外泊4~5日と柿木町の知人宅宿泊10日を除くと、25日のうち9~10日しかない。委員の一人は「柿木町に連続して泊まっていないけど、北谷にも連続して泊まっていない。どちらも生活の拠点にならない」と討論で断じた。

単身から2人暮らしになったのに水道使用量は減る一方
 小川議員の北谷のアパートにおける居住は、「5月初めから居る。朝、(ロフトに寝ているため)顔は見てないがいつもの靴があるので居ると思う」という父親の証言(7月20日)しかない。
 居住の指標となる水道使用量は5、6月分が17㎥で前年同期及び同居直前の3、4月分に比べ、ともに3㎥減少。7、8月分の使用量は15㎥とさらに減っている。父子とも炊事をせず、風呂を使わずシャワーで済ます生活だと証言しているが、6~8月は小川議員が外泊せず、週3回のシャワー(小川市議証言)使用を考えると解せない数字である。電気・ガスの使用量は、5月分でどちらも前年同月を下回っている。
 2人暮らしの居住実態が客観的資料に反映されていない。

1週間、ロフト用はしごは窓に立て掛けてあった

 一方、駐車場の使用実績は、車を使う日常生活では重要な指標だが、小川市議は月極め駐車場を借りておらず、主にコインパーキングを利用している。一部の領収書が示されたが、積極的に提示する努力が見られなかった。提示された日以外は北谷のアパートに帰らなかったと判断されても仕方がない。
 7月中旬の連続1週間、アパートを視察した資料が委員会に提出された。小川市議の帰宅は午前零時前後という証言があり、委員の1人が午前1時~3時にアパートを視察したところ、寝場所であるロフトに上がるためのはしごが毎晩窓に立て掛けたままになっていた。寝た後に移動することは考えられず、この間は帰宅していなかったと思われる。同期間中、本人がアパート周辺駐車場に駐車した様子がないことも視察している。
 小川市議は6月以降の外泊は示しておらず、この資料からは居住実態がないことの一部が強く窺える。

発端は単純…期末手当の支給基準日までに住所確定が必要だった
 草加市議の1人は「こんな大ごとに発展するとは思わなかった」という。と言うのは「実は、6月の期末手当の支給基準日である6月1日までに住所をはっきりさせて欲しかっただけですよ」。小川議員が借家を家賃滞納で退去させられたことを知り、議員仲間は(議会事務局も)、「住所不定」で支給されなくなる恐れを心配したのだ。もちろん電話とFAXという議員の連絡手段もキチンとして欲しかったことも確か。
 ところが、小川市議はチャランポランで、新住所が二転三転する有様。最後は名義借りみたいに弟の住所で登録し、5月31日の住民票職権消除に至ってしまう。翌日、父親が住む北谷のワンルームアパートに異動届を出して受理された。その結果、期末手当約114万円は小川議員にも支給された。
 住家を失うという異常事態だからこそ、法と良心に基づく行動をすれば議員としての信頼を得たはず。小川議員は特別委員会で「川柳、青柳地区にこだわり、軽い判断でやってしまった」「初めから北谷にすればよかった」と証言したが、冗談ではない。この世の中をナメタ「軽い判断」が大ごとにした原因であり、周りの心配をよそに平気で住基法違反を犯し、市民生活のルールも無視したのだから、「自業自得だ」(保守系議員)。議員資格が問われるのは当然である。
 一方、「これはいじめだ」「父親を呼ぶなんてやり過ぎ」という声もある。




孑孑の記
  2016/8/22(月)
市税滞納・差押え~税で税を払う不合理


  6月から草加市の小川利八議員の資格審査特別委員会の審査が始まり、同議員に関するいろんな情報が寄せられている。「市税の滞納と議員報酬の差押え」はその一つ。
 個人情報のため行政の人々からは、滞納額はおろか滞納の事実さえ聞くことができない。最高機密かと思えるくらいガードは堅い。これはこれで当然のことだろう。
    ※    ※    ※
 本人に聞くしかないので直接ぶつけた。分かったことは滞納のきっかけ、「滞納がある」「報酬を差押えられている」ことを確認できた。
 始まりは父親の会社の倒産。倒産する前の数年間、会社は社員だった小川議員の厚生年金や市民税の支払いをしなかったのだ。市議に当選して数年後、2000年ごろに両方の督促を受ける。合計で数百万円。
 この時期から議員報酬の差押えが始まったと推察され、実に15年にも及ぶことになる。その後、市税滞納・報酬差押えの状態で市議選を4回。議員が本職で会社役員の報酬は“顧問料”程度と思われる。本人は「贅沢や派手な生活をしてこなかった」という。病弱な妻(離婚したが同居)を抱え、3人の子育てを成し遂げたのだからその通りだろう。
    ※    ※    ※
 しかしである。滞納支払を含めた生活資金の大部分を800万円超の議員報酬-市民の税金で賄っているのだ。報酬は議員活動の対価であっても市民は不合理、不条理とみる。草加市民の平均所得は年300万円台と聞く。このギャップは大きいのではないか。市民だけでなく議員も「市税滞納者が立候補するのがおかしい」と公言している。
 本紙は数年前、近隣市の市議が市税を滞納したまま立候補し当選したことがあり、公租公課の完納を義務付けてはどうかと提案したことがある。報道が事前取材で取組む道もあると考えている。
    ※    ※    ※
 本人によれば、「税額分の支払いは終わり、延滞金分が残っているが、この9月には終わる」とのことだ。その他の借金の差押えの有無は分からないが、市税分が完了するならば、やり直すチャンスではないか。
 資格審査特別委員会が居住実態なしと判定し、本会議でも議決される見通しが強い。議員を失職する。“戦う”方策もあり、復職できる可能性も残っている。が、ここは自ら議員を辞め、全てを清算してゼロにし、「世の中をナメタ」生き様をリセットする好機に思える。




2016.6.30(木)
吉川市議会、6月定例会うっかり「流会」
~直後の臨時会も手続きミスで「なかったもの」とやり直し
 吉川市議会6月定例会最終日の6月16日午後5時、議長室に緊張と沈黙が流れた。「5時を過ぎてしまった」ことが何を意味するのか、理解する者と分からない者との気分が交錯した雰囲気だった。議長室では議会運営委員会のメンバーらが、前日の市政に対する一般質問の発言に不適当な内容があるとして削除・訂正を求めて出された動議について調整していた。議員間の「熱いやり取り」で、正副議長はじめ誰もが時間を忘れてしまい、同市議会史上初めての「時間切れ流会」を招いたという。
 議会の審議は原則午後5時までで、その後の審議は議運及び本会議で時間延長を決める。最終日は特にデリケートで、会期を延長しないと審議途中の案件はなかったものとして扱われる。今回の場合、発言の削除・訂正を求めた動議はなくなり、発言通り議事録に掲載される。
 「うっかり」の上塗りをしたのが午後5時45分から開いた臨時会。議会の招集は市長が行うという手続きをしていなかった。議運の話し合いを経て開催し、6月定例会に提出されたが審議されなかった議員提案の意見書4件を審議し採決した。30分ほどで終わった。
 その後、誤りに気付く。翌17日、各議員に「臨時会の不成立」が連絡される。20日に会派代表者会および議運を開き、臨時会の開催を市長に請求した。22日の臨時会で意見書4件を改めて処理した。
 臨時会の招集は、議運の議決または議員定数の4分の1以上をもって市長に請求できる。会議に付議すべき案件を示す条件が付いている(地方自治法第101条第2項・第3項)。議運の議決で臨時会を請求できる項目は2006年の地方自治法改正で加えられた。
 意見書は議会の権能として大事だが、臨時会を開いて審議する緊急性は薄く、廃案で当然と思われる。提出議員のメンツや参院選を考慮した対応だったのだろうか。
 このお粗末な事態は議員全員の責任だが、正副議長、議運メンバー、議会事務局の三者が二重に「うっかり」を犯したことは憂慮すべきだ。また、ベテラン議員は何をしていたのだろうか? 動議への賛否とは別に慎重審議する議会を保持するため、「5時になるぞ」「会期延長しないのか」という声を挙げなかったのか。
一方、動議を巡る真剣なやりとりが霧消してしまうことも問題ではないだろうか。一部には「流会」を「成果」とするムードもある。




2016.6.14(火)
小川利八議員の議員資格を審査
草加議会~住民票の職権消除で特別委員会を設置

 草加市議会は6月定例会初日の2日、5月31日付で住民票が職権消除された小川利八議員(49)=5期、草加新政議員団=に対し、全会派の議員から資格決定要求書が提出され、「議員資格審査特別委員会」を設置、議員資格の有無を審査している。本会議で地方自治法第100条による調査権を付与され、すでに4回の委員会を開いた。同議員の証人尋問などを実施したが、同議員の資料提出が遅れたため次の委員会を17日に設定した。6月定例会は14日までの予定であるため閉会中の継続審査になる。
 この特別委員会は、地方自治法第127条第1項(議員の辞職及び資格の決定)に基づいて設置された。公職選挙法は「市町村議員の被選挙権は当該自治体の住民登録者」とし、地方自治法では「被選挙権を有しない者は、その職を失う」と議員資格喪失要件を規定し本会議で出席議員3分の2以上の賛成で失職が決定する。
 特別委員会は10人で構成し、浅井昌志議員=草加新政議員団=が委員長に就いた。委員会は6日から9日まで連続4日間、本会議終了後に開かれた。まず小川議員の弁明を聞いた後、転居先に関する同議員と議会事務局のやり取りの報告を受けた。100条調査権の付与後、住民票の事務を担当する市民課長、小川議員の証人尋問を行い、さらに最終的に届けられた新住所の現地調査などを実施した。


虚偽の転居届、市が職権で住民票を消除
 小川議員は同市青柳8丁目の借家に家族と住んでいたが、今年4月初めに貸主から明け渡しを通知され、5月7日に退去した。同議員の説明では家賃滞納で裁判所の退去命令を受けたという。その後、同所の再契約や友人宅の借用などを模索し、5月27日に同市青柳7丁目の兄弟宅を転居先として市民課に届けた。
 その家族から「実際住んでいないのに住所を使われては困る。トラブルに巻き込まれる心配があるので使用しないで」と市民課及び議会事務局の双方に申し出があった。市民課が現地確認を行い「住んでいる実態がない」虚偽の届け出と判断、5月31日に職権で住民票を消除し告示した。住民基本台帳法違反は5万円の過料に処せられる。
 小川議員は6月1日、この転居届は錯誤だったとして新たに同市北谷1丁目の父親が住むアパートを転居先として届け受理された。

転居先が二転三転
 同委員会の審査の中で、転居先が二転三転したことが明らかになった。
 当初は「自宅のFAXが使えなくなった」という議会事務局への連絡で、借家を退去した事実に触れなかった(5月6日)。その後、議会事務局の問い合わせに「今週中には元の住所に戻る。市内に居る」(5月17日)、「隣家に一緒に住んでいる」(5月23日)と答えている。
 5月25日、小川議員が同市青柳8丁目地内の友人所有住宅への住所変更届と通勤届を議会事務局に提出、議員名簿などを新住所に変更することを了解した。住民登録の結果を5月31日まで報告することになった。
 翌26日、友人の関係者と思われる市民から議会事務局に小川議員の住所変更の問い合わせがあり、さらに「小川議員は住まなくなった。本人から連絡ありましたか」という電話があった。数十分後、小川議員から「元の住所に戻れそうなので住所変更届は取り下げたい」と電話連絡。ところが27日、小川議員は「変更届のままでいいです」と言い、事務局の「実際に住んでいないということで取り下げたのでは」との問いかけに「分かりました」と答えて電話が終わる。

「短期間、住所を貸してくれ」
 これらのやり取りから30分も経たずして小川議員から「新しいところが決まった」と議会事務局に連絡が入る。それが虚偽の転居届で職権消除された同市青柳7丁目の兄弟宅だった。
 特別委員会における市民課長の証言や議会事務局の経過説明によると、市を訪れた兄弟の親族は「短期間(住所を)貸してくれと言われ了承した」「トラブルに巻き込まれるのが心配になってきた。(私たちの)住所を使わないでほしい」「私たちは一切関係ないので取り扱わないでくれ」と訴えた。同議員は「短期間ならいいと思った。(転居先として)それぞれ同意を得ていた」と話している。

1カ月近くの住所不定、判例では住民登録関係なし
 市町村議員の被選挙権は、3カ月以上住民であることを条件としている。近年、住民登録をしているが生活実態がないとして当選が無効になったり、議会の決定で失職するケースが起きている。しかし、被選挙権を巡る最高裁の判例では、「住所とは生活の本拠をさす」とし、必ずしも住民登録との一致を求めていない。住所=生活の本拠は、水道料など公共料金の支払い状況、主に寝ている所、家財道具の状況などで判断される。
 小川議員の場合は、住む場所を失ったが転居先の住民登録をしなかった、という逆のケースになる。退去から5月末までの約1カ月は「住所不定の状態」だった。しかし、4月初めから引っ越しを迫られており、次の住まいを確保するのは喫緊の課題だったはずで、時間もあったと言える。なぜ? の疑問は大きい。携帯電話さえあれば市民との関わりを保てる時代ではあるが…
 小川議員は委員会で「引っ越し先を選挙の地元である『青柳』にこだわり、日にちが経ってしまった。軽い判断をした。ずうっと市内に居り(兄弟宅への転居届などを)故意にしたわけではないのでご理解をいただきたい」と述べている。

「5月7日から父親宅にいた」と証言、しかし……
 小川議員は証人尋問で「5月7日の退去から父親宅にいた」と証言した。先の弁明時と同じ説明だが、議会事務局に説明した「隣家に住んでいる」と食い違っている。そのほか市民課長の証言との食い違いなど委員会で追及されていない点もある。。地方自治法第100条に基づく調査に対し、正当な理由がない拒否や虚偽の証言をすれば、告発により禁固か罰金が科せられる。
 特別委員会は、2回にわたって父親宅を訪れ「生活実態の有無」を調査した。委員の一人は「生活しているという部分的なものはあるが、仮住まいとはいえ市民の普通の生活とはほど遠い状況」と感想を漏らしている。しかし、生活実態がないと断言もできない、という。家財道具を預けている市内の倉庫も調査した。
 同議員の生活実態があるという証明は弱いが、一方では生活実態がないことの証明は極めて困難であるため、各委員は「市民に選ばれた議員の首を取る重み」を考慮しながら真剣に調査し、判断しようとしている。
 次の委員会は、提出が遅れていた水道料に関する資料を調査する。

「軽い判断」=甘い認識、希薄な責任感
 今回、小川議員が見せた住民登録を巡るドタバタは、議員であるが故の葛藤から生じた面がある。市内に居なければ失職するし、家賃滞納で退去命令を受けたほどだから新たに賃貸住居を手当て出来ないため、転居先の住所を貸してくれる相手を探したようだ。それが住民基本台帳法に抵触することに気が回らないどころか、「短期間ならいいと思った」という。
 議員は市民よりも厳しい順法義務が課せられていることを忘れ、「軽い判断をしてしまった」と弁明したが、この言い方そのものに社会に対する甘い認識と責任感のなさが表れている。経過をみても、その場しのぎの説明や方向性を口にしていることが明らかだ。
 また、転居先として了解した兄弟や友人が、議会事務局などに「住んでいない」「トラブルに巻き込まれる心配」「住まないことになった」と連絡してくること自体が異常なこと。小川議員は親族にも信用されておらず、生活に何らかのトラブルを抱えている様子が窺える。
 特別委及び議会の決定とは関係なく、小川議員には市民の負託に応えられる生活基盤の確立と誠実な人間関係を築くことが求められているのではないだろうか。



2016.4.21(木)
松伏町議会~議長に佐藤永子氏、副は高橋氏を選出


佐藤永子議長 高橋昭男副議長
松伏町議会は任期開始日の4月20日、臨時議会を開き、議長に当選11回の佐藤永子氏(72)=自民クラブ=、副議長に高橋昭男氏(72)=同、当選5回=を選出し、常任委員会などの構成を決めた。
新議長の佐藤氏は2008~10年に議長を務めており2度目の就任。
 
常任委員会の構成は次の通り(敬称略)
<総務産業常任委員会>◎長谷川真也○吉田俊一、鈴木勉、山﨑隆一郎、田口義博、堀越利雄、高橋昭男
<文教民生常任委員会>◎荘子敏一○松岡高志、平野千穂、川上力、増田等、福井和義、鈴木勝
<議会運営委員会>◎吉田俊一○松岡高志、川上力、福井和義、長谷川真也、堀越利雄、高橋昭男
 また、会派の構成は、2人が勇退した自民クラブに新人2人が参加し、各会派の人数は前議会と同じになった。(◎代表者、丸数字は当選回数、敬称略)。
<自民クラブ>佐藤永子⑪、◎高橋昭男⑤、松岡高志②、田口義博①、増田等①
<町民クラブ>鈴木勝⑥、◎堀越利雄④、長谷川真也③
<公明党>◎川上力②、山﨑隆一郎①
<日本共産党>◎吉田俊一⑥、平野千穂①
<無所属クラブ>◎福井和義③、鈴木勉②
<新自民クラブ>◎荘子敏一⑤


 

2016.2.6(土)
吉川新議会~議長に公明・互氏、
副は29歳の稲葉氏

 
互 金次郎 議長
たがい・きんじろう=公明党、当選5回、党吉川支部副支部長。元三郷市文化振興係長・早稲田図書館長。明治大学法学部卒。吉川市吉川。

稲葉剛治 副議長
いなば・まさはる=市民の会・無所属、当選2回、会社員(web制作)。埼玉県立大宮東高校卒・明治大学公共政策大学院在学。吉川市吉川2。
 改選された吉川市議会の初議会が任期スタートの2月5日に開かれ、正副議長を選出するとともに常任委員会などの構成を決めた。事前に委員会の割振りなどが大筋で調整されたこともあり昼前に閉会した。
 議長に公明の互金次郎氏(61)=5期=、副議長に稲葉剛治氏(29)=市民の会・無所属、2期=が就任した。議会選出の監査委員に齋藤詔治氏(71)=市民の会・無所属、8期=を選出。
 長選挙では互氏が公明と市民の会・無所属の12票を得た。自民、共産はそれぞれ自会派の議員に投票した。副議長選挙は各会派がそれぞれに投票し、最大会派に所属する稲葉氏に決まった。
 改選で中原恵人市長を基本的に支持する議員が9人となり、統一会派を結成し最大会派となったが、新人とベテランが多いため議長を公明に委ね、円滑な議会運営を目指したかっこうだ。
 常任委員会は、これまで議会内で無役だった5期の伊藤正勝氏、3期の稲垣茂行氏が委員長に就任、議運委員長も含めた4つの委員長を市民の会・無所属が独占した(一部はくじで決定した)。
  会 派(◎代表者)
・市民の会・無所属(9人)=◎降旗聡、林美希、戸田馨、濱田美弥、岩田京子、稲葉剛治、稲垣茂行、伊藤正勝、齋藤詔治
・自民党(4人)=◎中嶋通治、吉川敏幸、加藤克明、松﨑誠
・日本共産党(4人)=◎佐藤清治、雪田きよみ、小林昭子、遠藤義法
・公明党(3人)=◎小野潔、五十嵐惠千子、互金次郎

委員会(◎委員長、○副委員長)
・総務水道常任委員会=◎伊藤正勝○加藤克明、吉川敏幸、林美希、戸田馨、佐藤清治、稲葉剛治、互金次郎
・文教福祉常任委員会=◎稲垣茂行○五十嵐惠千子、濱田美弥、雪田きよみ、松﨑誠、遠藤義法
・建設生活常任委員会=◎降旗聡○小林昭子、岩田京子、小野潔、中嶋通治、齋藤詔治
・議会運営委員会=◎齋藤詔治○遠藤義法、加藤克明、降旗聡、稲垣茂行、中嶋通治


  ↑このページのトップへ



  2015.11.10(火)
八潮市議会~議長に小倉氏、3代連続で公明
   八潮市議会は、9月定例会最終日の9月18日、森下純三議長(61)=公明、5期=の辞任に伴い、新議長に小倉順子氏(57)=公明、5期=を選出した。朝田和宏副議長(47)=自民ク、4期目=は続投。
 同市議会では、2013年の改選後に選出された竹之内清久氏(62)=公明、7期=が1年で辞任、森下氏が選出された。その森下氏も1年で辞任して小倉氏が就任し、公明議員の議長が3代続く異例の展開。
 従来は任期の折り返しである2年でほぼ交代してきた。保守会派が2つに分裂し、牽制し合っている狭間で公明が浮上しているようだ。議会及び市職員の間で「1年で辞任するのは、公明の議長ポストのたらい回しでは?」とささやかれている。
 
小倉 順子(おぐら・じゅんこ)
1997年初当選。副議長、議会運営委員会副委員長、民政経済・福祉環境の各常任委員長、財政健全化調査検討特別委副委員長などを歴任。大曽根在住。


↑このページのトップへ



  2015.11.10(火)
草加市議会~議長に飯塚氏、副は関氏
   草加市議会は10月30日、議長に飯塚恭代氏(59)=公明、4期目=、副議長に関一幸氏(52)=草加新政、3期目=を選出した。議会選出の監査委員には芝野勝利氏(48)が就任。
 1年交代の慣例によるもので、臨時議会を開き浅井昌志議長=草加新政、4期目=、佐々木洋一副議長=公明、3期目=が辞任した。

 
飯塚 恭代(いいづか・やすよ)
公明党議員団。2002年初当選、現在4期目。副議長、総務文教・福祉子ども・福祉環境の各常任委員長、一般会計決算特別委員会委員長などを歴任。氷川町在住。

関 一幸(せき・かずゆき)
草加新政議員団。2006年、民主党公認で初当選。2期目途中に離党し現在は無所属、3期目。建設環境常任委員長、一般会計決算特別委委員長などを歴任。谷塚町在住。


↑このページのトップへ


  2015年8月19日(水)
三郷市議会~議長に市川氏、副議長に鈴木氏
   三郷市議会は8月11日に臨時議会を開き、議長に市川文雄氏(63)=21世紀クラブ、3期=、副議長に鈴木深太郎氏(60)=公明、3期=を選出した。議会選出の監査委員には中野照夫氏(60)=公明、5期=を選出。2年交代の慣例による。また、任期の折り返しに当たり、各委員会の構成も再編した。
 この日は、先月に死去した矢口雄二氏=享年73歳、8期=の追悼が遺族出席のもとに本会議場で行われた。
定数24の三郷市議会は、今春、辞職や県議選への転出があり欠員が4になった。
 
 
  市川文雄議長   鈴木深太郎副議長
  石油製品販売業、番匠免1丁目。2005年初当選。副議長のほか市民福祉・文教経済の各常任委員長、議会運営副委員長などを歴任。
政党役員、早稲田6丁目。2005年初当選。市民福祉・文教経済・総務の各常任委員長、新三郷駅周辺対策特別委員会副委員長などを歴任。
 
三郷市議会の会派・委員会
  ●会  派(◎代表・団長)
21世紀クラブ(6名)=◎菊名裕、岡庭明、市川文雄、野村徹、逢澤圭一郎、加藤英泉
政志会(3名)=◎篠田進、佐藤裕之、佐々木修
公明党(5名)=◎酒巻宗一、中野照夫、鈴木深太郎、佐藤睦郎、鳴海和美
日本共産党(3名)=◎稲葉春男、工藤智加子、和田司
市民派クラブ(2名)=◎村上香代子、篠田正巳
無所属(1名)=◎森忠行

●委員会(◎委員長、○副委員長)
【議会運営委員会】◎岡庭明、○中野照夫、篠田進、工藤智加子、篠田正巳、菊名裕
【総務常任委員会】◎逢澤圭一郎、○鳴海和美、市川文雄、篠田進、稲葉春男
【市民福祉常任委員会】◎佐藤睦郎、○加藤英泉、酒巻宗一、工藤智加子、村上香代子
【文教経済常任委員会】◎菊名裕、○佐藤裕之、中野照夫、篠田正巳、森忠行
【建設水道常任委員会】◎野村徹、○佐々木修、岡庭明、鈴木深太郎、和田司
【国道建設対策特別委員会】◎岡庭明、篠田進、佐藤裕之、市川文雄、菊名裕、野村徹、逢澤圭一郎、酒巻宗一、 佐藤睦郎、鳴海和美、和田司、村上香代子、篠田正巳、森忠行
【三郷中央地区対策特別委員会】◎加藤英泉、○佐藤裕之、菊名裕、市川文雄、逢澤圭一郎、中野照夫、鈴木深太郎、鳴海和美、稲葉春男、工藤智加子、和田司、篠田正巳、佐々木修、篠田進
【三郷インターチェンジ周辺対策特別委員会】○鈴木深太郎、篠田進、岡庭明、野村徹、加藤英泉、酒巻宗一、中野照夫、佐藤睦郎、稲葉春男、工藤智加子、村上香代子、森忠行、佐々木修

↑このページのトップへ



  2015年6月12日(金)
吉川・中原市政3カ月、静かに発信するも波乱含み
来週15日から市議会一般質問で本格論戦 !?

中原恵人・吉川市長=5月26日定例記者会見で
 2月の市長選で現職を破って初当選した吉川市の中原恵人市長が就任して3カ月。開催中の6月定例市議会で施政方針を述べ、「市民・議員・職員の三位一体とオール吉川での前進」を訴えた。市政運営の基本姿勢のほか市長選で争点になった新庁舎建設、吉川美南駅東口土地区画整理事業、第4中学校建設など具体的な施策について15日から論戦が行われる。
 中原市長は、執務した初日にフロリデーション中止の公約を実行し、3月の初議会では議案の修正を受ける“洗礼”を受け、救急救命士が出動現場で暴行を受けた事件の被害届取り下げでは前市長が指示したと“暴露”、ワクチン接種では個別医療機関と契約を結ぶなど波乱含みでスタートした。しかし、意外と強硬な変革路線を突っ走っている印象は薄い。4、5月は市内各地の現場を視察する日々を過ごし、「スピード感をもって公約の実現を図りたい」とフル稼働している(本人談)。

6月市議会~19人中17人が一般質問
 中原市長は3月定例会で見送った施政方針を示した。記者会見では、地方創生を柱に未来に向けた吉川らしいまちづくりを進めることを基本に、①県の政策と整合した施策を推進する②市民のアイデア・意見を広く受け止め政策に結び付ける③市長給与の20%カットし市民活動基金に回す――を強調した。総合振興計画の3つの重点テーマと施策の体系に沿って展開。
 6月定例会の市政に対する一般質問は、議長ともう1人を除いた17人(欠員1)が通告している。同市議会は他の自治体と比べ質問者が多い方だが、今回は新市長に対する最初の質問機会とあって張り切った様子が窺われる。
 質問には、当然のことながら、選挙中の公約や県政報告などの内容に説明・釈明を求めるものが多い。第4中学校建設、フロリデーション、予防接種問題、医師会との関係、新庁舎建設、吉川美南駅東口などである。また、国保税の引き下げ、子育て支援、浸水被害対策など市民生活に直結した内容、行政改革への姿勢も通告されている。
 市議会は前市長を応援した議員が多数を占めており、少数与党だ。前市長派には揚げ足取りや反対のための議論ではない質問・追及を期待し、中原市長には丁寧で分かりやすい説明を求めたい。必要なのは市民のためになる、事柄を前に進める本格論戦である。

新庁舎建設~「高すぎる」が一番の問題!?
 中原市長が選挙戦で取り上げてきた新庁舎建設は、「建設費が高すぎる。もっと安くできるのではないか。まだまだ選択肢がある」というのが基本的な考え。庁舎建設基金の約17億円程度で造れれば一番いいというニュアンスだ。議会側は「具体案を提出するのが筋だ。それをもとに議論したい」と主張している。
 新庁舎建設は、基本計画時の建設費を30億8,600万円とはじいたが、実施設計では52億4,000万円に跳ね上がった。資材と人件費の高騰が理由と説明している。床面積の増加と付属棟を建てる変更も若干金額を押し上げた。建設費のほか工事監理費、引越費用、現庁舎の解体費用などは2億5,000万円を見込んでいたが、実施設計段階の予定金額は増加しているはず。
 建設費がおよそ70%も高くなり各方面から疑問が続出。前市長時に見直しを行い48億円まで引き下げた。前市長退任の日の3月6日に建築確認申請をした。ところが、1週間後、免震装置に使われている東洋ゴム工業社製品の検査偽装が発覚、すべてペンディング状態になった。“欠陥製品”の設計については、その責任を巡って新たな問題が生じつつある。
 前市長にとっては、最後までついていない話で、中原市長にとっては見直しの時間ができたことになる。

吉川美南駅東口~「まちのシンボルとなる内容に」
 2012年3月に開業した吉川美南駅周辺の開発は、武蔵野操車場跡地の整備とセットで約63㌶の規模で構想された。新駅設置は周辺地域を開発し乗降客の増加を図ることがJRの条件だった。しかし、財政難を理由に周辺地区の開発を凍結し、操車場跡地(28.8㌶)だけが民間によって開発された。
 現在、国県と協議を進めている吉川美南駅東口土地区画整理事業は、ほぼ当初の計画区域59㌶が対象、事業費は174億円。本紙に言わせれば、JRとの約束を守るためなのか、駅前を整備し住宅を張り付けるといった何の特徴もない計画にしか見えない。「普通が一番」ということなのだろうか。
 中原市長は「せっかく駅前を整備するのだから、市の顔、まちのシンボルとなるものにしたい」と選挙中から訴えてきた。既存の土地利用計画をベースに地権者・市民の声を聞いて“色付け”する考え。予定していた今年度中の都市計画決定には無理があるようだ。
 市民の一部には、この際だから、事業手法の見直しをしてはどうかという意見もある。

予防接種、非医師会員の医療機関と個別契約
 吉川松伏医師会の内紛から新医師会設立・除名問題や予防接種料金のカルテル問題(公正取引委員会から指摘を受けた)が起き、余波として医師会非加入の医療機関で予防接種を受ける場合、料金を立て替え払いし市に請求する手続きが必要になった。予防接種は市と医師会の契約で実施しているためだが、市民には迷惑で不便なこと。
 中原市長は「市民の不便をなくすことが大事」と、4月から医師会非加入の医療機関に個別契約を打診し、7機関中3機関と締結した。内容は医師会との契約とほぼ同じで、地域保健活動などの社会活動への協力事項を付け加えた。1カ月ごとに更新する。これに対し医師会は全く納得していない。
 中原市長の義父が医師会と対立している当事者であることが問題をこじらせているひとつ。同市長は「以前から彼の立場・考えとは一切関係ない。今はとくに市民のため、が第一」。医師会とは粘り強く話し合っていくという。
 市側の弱みは、どこの自治体でもいえることだが、保険診療・介護保険・学校医・地域包括センターなど地域保健活動に「医師」の協力が必要不可欠だということ。これまでは「医師」=医師会であったので混乱が生じなかった。医師会側も職能集団としての社会的責務を果たす努力と協力をしてきた。
 今回のケースは、医師の世界が分断した時への対応をどうするのか? その答えが両者に求められている。一方、医療行為の機能を持たない行政に予防接種などを義務付ける法律の矛盾を指摘する声もある。

執務初日に公約〈フロリデーション中止〉を実行
 最初の仕事は、選挙で公約したフロリデーション(水道水にフッ素物を入れて虫歯を予防)の中止。就任した日にフロリデーションの啓発活動などの取り組み中止を指示した。前市長はたびたび「実施しない」と明言していたが、事務レベルでは「虫歯予防の啓発」に取り組んでいた。

初議会で条例案修正の洗礼、自公共が共闘
 3月23日に3月議会を招集し、新年度の各骨格予算、2014年度補正予算や条例改正案23件を提案した。
 4月から保育制度が子ども・子育て支援法の施行で大幅に変わるため、新条例を提案した。焦点となったのは、利用者が負担する保育料を決める階層区分。市は厚生労働省の例示した案と同じ8階層区分(所得による負担額の分類)で提案したが、利用者・保護者の負担を軽減するためにはもっと細かく区分すべきだと指摘、18階層に区分する修正案を自民、公明、共産の賛成で可決した。市の試算ではおよそ2000万円が減収となる。
 近隣自治体は、10~24階層に区分しており、それぞれが子育てを支援する姿勢を具体化している。この意味では議会の選択は妥当といえる。
市政関係者は自民、公明、共産の連携にびっくり。条例案は前市長時に決済されたものを中原市長が追認して提案した。「もし前市長が提案し、共産議員が18階層区分を主張した場合、自民、公明は賛成しただろうか。市民のためを考えた連携なら歓迎するけど、市長選に負けた腹いせでなければいいが…」と言い、今後も市民の目線でいろんな課題に取り組んで欲しい、と付け加えた。

人事は安全運転!? 副市長が総務部長を兼任
定年退職した総務部長人事が注目されたが、中原市長が人事評価を十分できる時間的な余裕がなかったため、椎葉祐司副市長を事務取扱とした。同市では吉川町の時代に助役が商工課長を兼務した例があるという。
 中原市長は「(選挙に絡んだ)報復人事は考えたこともない。職員のありのままを見て、適材適所の人事をしたい」と述べ、「職員はよくやっている」という評価だ。

↑このページのトップへ



  2015年6月11日(木)
宇田川氏が自民へ、美田氏は「せんたく」~県議会

 4月に改選された埼玉県議会の各議員が所属する会派と常任委員会が5月26日の臨時県議会で決まった。各政党公認で当選した議員はそれぞれ所属政党の会派に属し、無所属で当選した新人議員の所属は分かれた。=末尾に一覧を掲載
 八潮市で自民現職を破った宇田川幸夫氏は、自民に入った。投票日翌日には自民県議団幹部の誘いを受け、後援会と相談して決めた。1年半前の県議補選では維新の鈴木義弘衆議院議員、鈴木氏の盟友・大山忍八潮市長の強い支援を受けて戦ったが、支援者には職域支部に属する自民党員がおり、当時から「うちは自民党だ」と明言し、今回は「維新ではない」としていたので自然な成り行きと言える。
 宇田川氏の自民県議団入りに、大山市長は「聞いてビックリした」といい、「自民候補と戦って当選しても、すぐには団に入れなかった」と県議経験ならではの感想を述べた。県知事選を8月に控え、上田清司知事と対決姿勢をとり対抗馬の擁立に動いている自民党側としては、県議会で安定多数を確保するために無所属新人の確保が必要だったことも確か。
 一方、同党八潮支部(支部長・森伸一前県議)には公式な連絡はなく、宇田川氏と話し合う場さえ設定できていない。同党の県議OBによると、「(このようなケースでは)地域支部との摩擦を避けるため職域支部に預ける」。戦った相手を認めるには時間が必要ということのようだが、支部には「本当に一緒にできるの。国政選挙で三ッ林さん(自民の衆議院議員)を応援するの?」と戸惑いが起きている。
 三郷市の美田宗亮氏は、上田知事が応援団長の「プロジェクトせんたく」メンバーが中心の無所属県民会議に入った。選挙中は「完全無所属」を標榜していたが、地元の鈴木衆議院議員の積極的な応援に応えたかっこう。美田氏は鈴木氏の国政選挙を最初から支援し自民党を離党している。鈴木氏は上田知事を支援する側におり、行動を共にすることになるようだ。
 前草加市長の木下博信氏は、無所属当選の2人と無所属革新の会を結成した。後継者として支援した谷古宇勘司元県議は、自民県議団入りを勧めていた。地域政党ネクスト草加の公認で当選したこともあり、独自の道を選択した。

*  *  *  *  *

蒲生氏が議運副委員長に、山下氏は警察危機委員長
 草加選出の蒲生徳明氏(公明・3期)が議会運営委員会副委員長に就任、環境農林常任委員会副委員長も務める。三郷市選出の山下勝矢氏(自民・2期)が警察危機管理防災常任委員会委員長に就いた。

      県議会議員の会派及び委員会      (敬称略) 
選挙区 氏 名
会 派
常任委員会 特別委員会
草加市  木下 博信
無所属改革の会
総務県民生活 公社事業対策
蒲生 徳明
公明党
議会運営、(副委員長)
環境農林、(副委員長)
危機管理・大規模災害対策
山川百合子
民主党無所属の会
企画財政 経済・雇用対策
    浅井  明
自由民主党
産業労働企業 人材育成・文化・スポーツ振興
藤林富美雄
公明党
議会運営
企画財政
自然再生循環社会対策
山本 正乃
民主党無所属の会
福祉保健医療 少子・高齢福祉社会対策
金子 正江
日本共産党
県土都市整備 危機管理・大規模災害対策
八潮市 宇田川幸夫
自由民主党
福祉保健医療 公社事業対策
三郷市 山下 勝矢
自由民主党
警察危機管理防災(委員長) 人材育成・文化・スポーツ振興
美田 宗亮
無所属県民会議
産業労働企業 自然再生循環社会対策
吉川
松伏
松沢  正
自由民主党
企画財政 危機管理・大規模災害対策

↑このページのトップへ



  2015年6月8日(金) ~越谷市議会
議長に橋詰氏(公明)、副議長に島田氏(自民)

 
橋詰昌児議長
当選3回、総務委員長、予算特別副委員長を歴任。東京都出身。国立高知高等工業専門学校卒。蒲生。公明党

島田玲子副議長
当選2回、議運副委員長、教育・環境副委員長を歴任。越谷市出身。理容美容専門学校卒。花田2丁目。自民党。
 改選された越谷市議会の臨時議会が5月21日に開かれ、新議長に橋詰昌児氏(49)=公明、3期=、副議長に島田玲子氏(69)=自民、2期=を選出した。
 新議会の政党別勢力は、自民11(公認6、無所属5)、公明6、民主3、共産3、越谷市民ネットワーク2、無所属7。
会派は自民、公明、共産がそれぞれ公認で当選した議員で構成、従前の自民党市民クラブは市民クラブを外し自民党市議団に。
 自民系無所属の5人のうち現職だった3人は保守無所属の会を復活させ、新人の2人は越谷刷新クラブに参加した。
 民主は、「公認の議員は1つに」を前提に前の任期で分裂したメンバーが再結集し、無所属の2人と市職員組合出身の新人を加えた6人で「民主党と無所属の会」を結成。
 12年ぶりに2人が当選した市民ネットは、これまで民主と組んできた、「基本の考えが違う方々とは一緒にやれない」と分裂した議員を加えた民主と別行動をとり、埼玉政経セミナーで活動を共にしている旧新政クラブの無所属2人と新会派「自治みらい」を立ち上げた。
前の任期で検討されたが結論が出なかった「議長の一年交代」問題は、取り上げられていない。

  ◆越谷市議会の会派構成(◎代表者、▽幹事長)
【自民党越谷市議団】◎野口圭司、▽伊藤治、金井直樹、島田玲子、服部正一、清田巳喜男(本紙では「自民」と略記)
【公明党越谷市議団】◎守屋亨、▽竹内栄治、岡野英美、橋詰昌児、瀬賀恭子、畑谷茂(本紙では「公明」と略記)
【民主党と無所属の会】◎後藤孝江、▽高橋幸一、福田晃、橋本哲寿、細川威、松田典子(本紙では「民主」と略記)
【自治みらい】◎白川秀嗣、▽辻浩司、菊地貴光、山田裕子(本紙では「みらい」と略記)
【越谷刷新クラブ】◎松島孝夫、▽武藤智、浅古高志、畔上順平(本紙では「刷新」と略記)
【日本共産党越谷市議団】◎宮川雅之、▽山田大助、工藤秀次(本紙では「共産」と略記)
【保守無所属の会】◎大野保司、▽小林豊代子、江原千恵子(本紙では「保守」と略記)

  ◆越谷市議会の委員会構成(◎委員長、○副委員長)
【総務常任委員会】◎松島孝夫、○瀬賀恭子、山田大助、服部正一、大野保司、辻浩司、松田典子、福田晃
【民生常任委員会】◎竹内栄治、○高橋幸一、宮川雅之、白川秀嗣、武藤智、島田玲子、江原千恵子、守屋亨
【建設常任委員会】◎畑谷茂、○細川威、菊地貴光、畔上順平、橋本哲寿、岡野英美、金井直樹、伊藤治
【教育・環境常任委員会】◎後藤孝江、○清田巳喜男、工藤秀次、山田裕子、浅古高志、小林豊代子、橋詰昌児、野口佳司
【議会運営委員会】◎岡野英美、○橋本哲寿、山田大助、辻浩司、竹内栄治、武藤智、江原千恵子、細川威、金井直樹、伊藤治
 

議長選挙結果
22 橋詰昌児 (公明)
5 白川秀嗣 (みらい)
3 宮川雅之 (共産)
白票2

副議長選挙結果
22 島田玲子 (自民)
6 辻 浩司 (みらい)
3 山田大助 (共産)
白票1

  自民・公・民主3会派が中心に
 新議会の正副議長、常任委員会正副委員長の選考結果から、今後4年間の議会運営の傾向がみえる。正副議長は自民、公明、民主、刷新の4会派連携で決まったようで、この4会派が運営を主導することになる。
 委員会の役員ポストは、公明4、民主4、自民1、刷新1。議長を出している公明は6人中5人が役職に就いた。民主は2期目の3人が副委員長に。副議長がいる自民は新人の副委員長1人だけ。議長経験者が3人おり、他会派の若手に譲り“黒子”に徹したようだ。
 一方、自民系の保守、新会派のみらいは蚊帳の外でポストに就いていない。委員会で立候補したが混乱を避け降りてしまった。共産は独自のスタンスをとっている。
 前議会では自民・公明と民主の対立が際立ったが、今議会では顔ぶれが変わって“融和状態”に。民主らに対しては執行部の“要請”も窺われ会派統一、自公との連携に向かった。
 8日に開会する6月定例会では、議会選出の監査委員2人を選出する。顔ぶれが注目される。


↑このページのトップへ


 
2014年10月31日
議長に浅井氏、副は佐々木氏~草加市議会

 改選された草加市議会の初議会が10月31日に開かれ正副議長の選出や委員会構成を決めた。会派届を29日に締め切り事前調整が進められた結果、午前中で全日程を終了するスピード議会になった。初議会としては最短記録。吉沢哲夫氏が欠席した。
 議長に浅井昌志氏(54)=草加新政・4期=、副議長に佐々木洋一氏(53)=公明・3期=を全会一致で選出した。議会選出の監査委員には中野修氏(52)=草加新政・2期=を選出。
 議長の浅井氏は、2002年初当選。建設委副委員長、予算特別委と決算特別委の各委員長を務め、監査委員、副議長を歴任。前議会では草加新政議員団の団長を務めた。稲荷4-35-21。
 副議長の佐々木氏は、2006年初当選。予算特別委副委員長、議運副委員長、決算特別委員長、福祉子ども委委員長などを歴任。八幡町914-3。
浅井昌志議長

佐々木洋一副議長

◆草加市議会の委員会構成◆(◎委員長、○副委員長)
【総務文教常任委員会】 ◎西沢可祝○白石孝雄、鈴木由和、吉沢哲夫、平野厚子、飯塚恭代、佐藤勇、浅井昌志、小川利八、小澤敏明
【福祉子ども常任委員会】 ◎井手大喜○金井俊治、藤家諒、佐藤利器、佐藤憲和、佐々木洋一、切敷光雄、松井優美子、新井貞夫
【建設環境常任委員会】 ◎関一幸○田中宣光、後藤香絵、吉岡健、斉藤雄二、広田丈夫、中野修、宇佐美正隆、芝野勝利
【議会運営委員会】 ◎鈴木由和○西沢可祝、吉岡健、佐藤憲和、斉藤雄二、井手大喜、飯塚恭代、松井優美子、芝野勝利、小川利八

草加新政議員団が13人に
新議会の会派構成は、草加新政が改選前の6人から13人の最大会派になった。大多数は自民党籍を持っているが、基本姿勢を「政党の主張よりも草加のため、市民のためになるか」に置いている。このため今回の市長選で対峙した議員のほか、民主党員の新井貞夫氏も合流した。

◆草加市議会の会派構成◆(◎団長、○副団長、▽幹事長)
【草加新政議員団 13人】 ◎切敷光雄〇鈴木由和▽小川利八、佐藤利器、白石孝雄、井手大喜、中野修、関一幸、芝野勝利、浅井昌志、小澤敏明、新井貞夫
【公明党草加市議団 6人】 ◎宇佐美正隆▽飯塚恭代、広田丈夫、金井俊治、西沢可祝、佐々木洋一
【日本共産党草加市議団 5人】 ◎平野厚子▽斉藤雄二、藤家諒、後藤香絵、佐藤憲和
【自由市民クラブ議員団 3人】 ◎佐藤勇▽松井優美子、田中宣光
【無所属】 吉沢哲夫

↑このページのトップへ

 

2014年10月28日
越谷市の中核市、政令が閣議決定される
 10月28日、越谷市を中核市に指定する政令が閣議決定された。移行日は来年の4月1日。同市は7月29日、埼玉県の同意を得て総務大臣に指定を求める申し出をしていた。県内では川越市に続いて2番目、全国では43市が指定されている(2014年4月1日現在)。
 同市は1999年に埼玉県の「彩の国中核市」、2003年に国の「特例市」の指定を受けている。
高橋努市長は「さらに積極的な行政運営を行い、市民サービスの向上を図るため、特例市の指定などを受けてきたが、地域の実情に応じたまちづくりを進めたいと考えている。今後とも、本紙の将来都市像である『水と緑と太陽に恵まれた 人と地域が支える安全・安心・快適都市』の形成に向けて、本市一丸となって努力してまいります」というコメントを発表した。
中核市になると、身体障害者手帳の交付、特別養護老人ホーム等の設置許可、保健所の設置、産業廃棄物処理施設の設置許可、県費教職員の研修、高度救助隊の設置などの事務が取り扱える。
↑このページのトップへ

 

 2014年9月21日
八潮市議長に公明・森下氏、副議長に自民・朝田氏
 八潮市議会9月定例会最終日の16日、議長に森下純三氏(60)=公明、5期=、副議長に朝田和宏氏(46)=4期、自民クラブ=を選出した。竹之内清久前議長(61) =7期=に続き公明議員が議長に就任した。
 森下純三(もりした・じゅんぞう)副議長、福祉環境・民経消防常任委員長、議会運営副委員長などを歴任。大曽根1496番地1。  朝田和宏(あさだ・かずひろ)総務文教常任委員長、建設水道常任副委員長を歴任。伊勢野306。

↑このページのトップへ

 

 2014年6月2日
越谷市議会議長に公明・守屋氏、副議長に後藤氏
 越谷市議会は6月定例会初日の6月2日、金井直樹議長(自民党市民ク)、岡野英美副議長(公明)の辞任を受け、議長に守屋亨氏(公明) 副議長に、後藤孝江氏(清流越谷)を選出した。“1年交代”の慣例によるもの。
 議長は共産を除く会派が概ね支持した。副議長の結果をみると、自民党市民ク、公明、清流越谷の連携の強さが現れた。議長の投票結果は、守屋亨27票、金子正江(共産)2票、無効2票。副議長の投票結果は、後藤孝江18票、菊地貴光(保守新政の会)8票、無効5票。欠員が1あるため投票総数は31(敬称略)。

もりや・とおる
60歳。創価大法学部卒。千間台西5。2007年初当選、2期。07~09年に議会運営委員を務め、建設・民生の各常任委員長、監査委員を歴任。
ごとう・たかえ
61歳。大妻高校卒。宮本町1。1995年初当選、4期。民生常任委員長、予算特別委員長、監査委員(2回)、議会運営副委員長などを歴任。
守屋 亨 議長 後藤孝江 副議長

 同市議会は今任期の当初、議会改革の一環として議長任期を2年にする案を討議したがまとまらなかった。その後、議会選出監査委員の連続否決と一年に及ぶ空席、昨年12月のツイート議員に対する反省決議採択、今年3月のセクハラ発言に対する懲罰動議(否決された)などで混乱し、この改革論議は中断状態に。金井前議長は続投の意欲があったといわれるが、強行する状況ではないと判断したようだ。
越谷市議会の会派構成 (◎代表者、△幹事長、6月2日現在)
公明党越谷市議団(6人)=◎橋爪昌児、岡野英美、守屋 亨、△竹内栄治、瀬賀恭子、畑谷 茂
自由民主党市民クラブ(6人)=◎野口佳司、浅井 明、△伊藤 治、金井直樹、島田玲子、服部正一
保守新政の会(6人)=◎樫村紀元、江原千恵子、白川秀嗣、△菊池貴光、小林豊代子、大野保司
民主党・市民ネットワーク(4人)=◎玉生芳明、大石美恵子、△辻 浩司(監査委員)、福田 晃
清流越谷(4人)=◎佐々木浩(監査委員)、後藤孝江、△高橋幸一、橋本哲寿
刷新クラブ(3人)=◎藤森正信、△松島孝夫、武藤 智
日本共産党越谷市議団(2人)=◎金子正江、△山田大助
越谷市議会、激しい会派の再編
 越谷市議会の会派の再編が急展開している。一昨年来、議員間に充満する“不信と憎悪”が再編成の背景にあることは間違いない。
 昨年、最大会派だった民主党・ネット・無所属の会が4対4に分裂した。佐々木浩氏の議長在任中に「会派として十分なサポートをしなかった」という激しい批判が出た。一方では、議長が会派に相談するよりも他会派の議員と連携する場面が多かったこと、他会派の議員にかき回されたことへの不信があり決裂へ。佐々木氏らが清流越谷を結成した。民主党公認5人、推薦2人、越谷市民ネツト1人の会派が、「公認3人とネット1人」、「公認2人と推薦2人」に分裂した。有権者への責任と政党のマネジメントが問われよう。
 今年3月議会後、新政クラブの3人が刷新クラブをつくり分かれた。この時点で越谷市議会は8会派になった。新政クは3年前の改選時に保守系議員7人で結成。全員が政党に属しておらず、「活発に議論し、拘束せず、個々の判断を尊重する」ことが一致点だった。昨年の市長選で“会派推薦”で中村譲二議員を擁立したが、自民推薦候補が出て足並みが乱れ選挙戦は大敗した。これが理由ではないそうだが、政党とは違った緩やかな縛りの会派が分かれるのは、時間の経過で目的や方向性にズレが生じたわけではなさそうだ。
 6月議会前には、新政クと保守無所属の会が統一会派・保守新政の会を結成した。「まともな議論が普通にできる議会」を創っていきたいという方向性は、同僚議員の存在そのものを認めないような議員・会派の狭い了見が“支配”している現状を変えるきっかけとなるか?
 議会としての発信や議員の発信も限られており、マスコミの取材・報道がほとんどない状況では、密室化を深め市民からますます遊離してしまうだろう。
 生物体の細胞分裂は、組織を維持・成長させる自然の力だが、人間社会の組織分裂は往々にして感情的で非生産的な場合が多い。同市議会の合従連衡・混迷に拍車がかからなければ幸いだ。

↑このページのトップへ


 2014年4月30日
松伏~議長に山﨑氏、副議長に長谷川氏
任期の折り返しで委員会構成も変わる
山﨑善弘議長 長谷川真也副議長
  松伏町議会は4月21日の臨時議会で、議長に山﨑善弘氏(52)=新自民ク、3期目=、副議長に長谷川真也氏(45)=町民ク、2期目=を選出した。併せて各委員会の構成も一新した。各委員会のメンバーは以下のとおり。(◎委員長、○副委員長、敬称略)
総務産業常任委員会=◎渡辺忠夫、○吉田俊一、佐藤永子、長谷川真也、松岡高志、鈴木勉、川上力
文教民生常任委員会=◎荘子敏一、○福井和義、佐々木ひろ子、鈴木勝、高橋昭男、広沢文隆、堀越利雄
議会運営委員会=◎堀越利雄、○佐藤永子、佐々木ひろ子、吉田俊一、渡辺忠夫、松岡高志、鈴木勉
山﨑議長は2004年初当選、議運委員長、総務産業委員長を歴任。
長谷川副議長は2008年初当選、総務産業副委員長を務めた。
議会トップ